大学編入を考え始めた新入生へ
はじめに
この春から大学に進学される方、ご入学おめでとうございます。
新生活で、新しい出会いに胸をときめかせている人は、まあ、好きにしてもらえればいいです。この記事を読む必要のない人生だと思う。知らんけど。
問題は、入学式で、「あっ、この学校なんか違う」と思ってしまった人。
別に入学式じゃなくても、新入生オリエンテーションでも、授業始まってからでもいいですが。
なんか違う、というのは「ここでは自分の求めるものが得られそうにない」とか、「思ったより周りのレベルが低かった」とか、「フィーリングが合わない」とか、論理的、直感、神のお告げ、なんでもいいのでとにかく違和感を感じたことを指します。
わたしも入学式が終わり、専攻ごとに分けられて学生証やらを配られた瞬間に「これは違う!」という謎の直感が働き、翌年別の大学に編入しました。
その経験から、今の大学に違和感を持っていて、別の大学に編入したいと思っている人に向けて自分の経験を書いていこうと思います。
本当に編入したいのか?
まずこれです。わたしの周りでも、入学早々周囲になじめず、SNSで
「ぼっち辛い。。編入したい。。。」
みたいな書き込みがやたらとありました。
その中で実際に編入しようと行動に移した人は何人だったと思いますか?
答えは、0人です。
後で書きますが、編入という制度を使う上は、今の学校での単位取得が必須なので、学校での勉強は疎かにはできません。そして、編入試験のための勉強ももちろん欠かせません。その他にも受験のための手続きも必要ですし、お金も余分に掛かってきます。
それでも編入をしたい、という人はどれほどでしょうか。
だいたいの人は、入学早々に編入を考えていても、適当なサークルに入り、授業で仲良くなった友達とつるんでいるうちに、「ここでもいいか」と妥協したり、日々に流されて編入しようと思っていたことなど忘れてしまいます。
わたしは幸い?なことにサークルは幽霊部員、大して仲のいい友人もいなかったので編入のことだけに集中することができました。
編入を考えているならサークルに入るなとか、友達を作るな、と言っているわけではありません。ですが、他人に流されやすいと自覚している人はちょっとよく考えた方がいいのではないかとおもいます。
スケジュール
それでも編入したいという人のために、編入を考え始めたとき、実際にわたしがどう行動したかを書いてみます。これはかなりギリギリなのでどうか真似しないでください。
4月 入学式で編入を考え始める。
5月 志望する分野が決まり、学校を探し始める。
6月 オープンキャンパスの日程が合わなかったため、進学相談会で志望校の過去問をもらう。
7月 定期テストに追われる。
8月 小論文対策をしないとなあ、と思いながらバイトに励む。
9月 オープンキャンパスで願書をもらう。担当者の顔から今頃?という不信感がありありと見て取れた。
10月 出願。志望理由書に手間取り、締切ぎりぎりまで書いていた。
11月 入試、合格発表。
わたしの場合は、志望校が現役時代に一度滑り止めで合格していた学校だったこと、入試問題がその一般入試と同じ問題が出題されること、などのラッキーが重なり、このスケジュールでも間に合ったわけですが、本当に真似しないで下さい。
たぶん続きます。